週末とことんパンを焼く

東京もここのところ涼しい日が続いています。例年よりひと足早い秋の気配の中のシルバーウィーク。みなさんはどのように過ごされましたか?

私はといえば、テレビの渋滞情報を横目に見ながら、久しぶりに「とことんパンを焼く週末!」を実行してみました。
まずはここ3年ほどすっかりはまっているあこ天然酵母で、フルーツとナッツを入れたカンパーニュもどきを。夏の間お休みしていた天然酵母も、そろそろ種起こしや発酵にいい季節です。
ライ麦粉を切らしていたので、全粒粉で、あとはタイプERとはるゆたかを適当に混ぜ、ナッツとフルーツも少しずつ残っていたものを適当に入れて、『あこ天然酵母(ライト)』で生地を仕込みましたました。粉もフィリングも適当、適当ですが、これがまたおうちパンのいいところ。今日の室温だと9時間くらいはかかりそうだなあ、なんてさらに適当な発酵時間を予想して、生地は室温で放置です。

この時間を利用してもうひとつ作ったのが、『ホシノ小麦粉種(赤)』を使った食パンです。こちらは先週、はじめてクオカキッチンで試作した新商品候補。かなり気になる存在で、もう一度家でじっくり焼いてみたかったもの。はじめての酵母なので、配合も製法も適当ではなく(ほぼ)パッケージの説明に従いました。
ホシノの他の酵母種とは少し違い、生種を起こしたあと、その生種を使って5時間かけてルバン種を起こします。出来上がったルバン種と生種で生地を作ったら一次発酵は1時間ほど。生地作りからはイーストと同じような感覚で作ることができました。
こうして焼き上がったパンは、とっても濃厚な香りと味で、クラムが驚くくらいにしっとり、なのにものすごい弾力、今まで食べたことのないような食感でした。なるほど、これがルバン種効果かあ、と感動しつつ、もっとあれこれ他のパンで試してみたい気がむくむくと、すでにはまりつつある予感です。

のんびり発酵していたカンパーニュ(もどき)も皮バリバリ!のどーんと大きな田舎パンに完成し、満足満足。こちらは慣れ親しんだ味、あこ酵母のパンは使った素材の味や熟成による旨味がしっかリと感じられて、しみじみおいしいです。フランスパンやライ麦パンにはライト種。粉の味が引き立って、皮がバリっとしたパンに焼き上がります。

ちなみに、この翌日もパンを焼き、渋谷にオープンしたブーランジュリー『ドミニク・サブロン』に行ってみたりもして、ほんとにどっぷりとパンにつかった週末でした。

今回登場した、『あこ天然酵母(ライト)』と『ホシノ小麦粉種(赤)』。どちらもまもなくクオカでデビューする予定です。秋のパン祭りでは、まだまださらに新情報や新商品が目白押し。どうぞお楽しみに。