クリスマスまで、あと...。

気がつけばもう12月、街はもうすっかりクリスマスの気配ですね。もちろんクオカキッチンでもめいっぱいクリスマス準備を楽しむ毎日が続いています。


先月ご紹介した自家製漬け込みフルーツもすっかり食べごろでしょうか?先週のメルマガでちらっとふれたように、そのフルーツを使ったパネトーネとシュトーレンの別バージョンレシピが完成しました。今回はこれらにまつわるお話を少し。

毎回、レシピを作る時にはあれこれとテーマがあるのですが、今回のパネトーネでこだわりたかったのは、しっとりした食感と、生地そのものの香りと風味でした。
このテーマにそってあれこれ試作したあげくたどり着いたのは、酵母はイーストでなくパネトーネマザーを使うこと、卵は全卵でなく卵黄のみに、そして油脂は香りのたつ発酵バターを贅沢に使うことでした。
この組み合わせでこねた生地は、こねあがりの段階ですでに驚くくらいにいい香りをはなっていました。バターだけでなく酵母だけでもない、いろんな要素が混ざり合った香りなのです。フルーツを混ぜこんで焼いたら、もしかしたら消えてしまうかと思いきや、焼き上がったパネトーネはますます香りを増し、そしてしっとりとしたベストな食感も保っていました。たぶん、パネトーネマザー、発酵バター、卵などのさまざまなバランスと相性がとてもよかったのでしょう。とまるで人ごとのようですが、レシピってどんなに考えても、結局、焼き上がってみるまでは、どんな風にできるかわからないですものね。
そんなこんなで完成したレシピは、近日中にベイキングデイズレシピにアップする予定です。ぜひ一度お試しください。

それからもうひとつ、パネトーネを作るときの大事なポイントはバターを揉み込む前にある程度生地をつなげておくこと、そしてバターを揉み込んだら、生地がなめらかになって薄い膜が見えるまでしっかりこねることです。しっとりしていて、でもふんわりとした口当たりのいいパネトーネはこの生地作りがカギになります。あとはのんびりと発酵を待ってあげれば、おいしくできあがってくれます。
さらにさらにもうひとつ、パネトーネの食べ頃ですが、実は焼きたてから冷めて、さあ袋にしまおうか、の頃がしっとりしていてかなりおいしかったりします。翌日になると今度は味がなじんで少ししっくりしてくる感じ、これもまたいいんですけどね。なので、我が家のクリスマスのパネトーネはクリスマスぎりぎりの週末に焼かれたりしています。

と、シュトーレンにもふれるつもりが今回はパネトーネだけで終わってしまいました。シュトーレン話はまたいつか・・・。さあ、クリスマスまであと3週間ですよ。