2010年7月アーカイブ

2010年、春のパン祭りを覚えていらっしゃいますでしょうか? 新種の北海道産小麦『はるきらり』のモニターアンケート、というはじめての試みに、ご協力いただいた方もいらっしゃると思います。 今回の北海道出張で、ご返送いただいたアンケート結果を生産者さんにお渡ししてまいりました。 ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
→アンケートだけでなく、投稿情報もたくさんいただきました!
アンケートをお渡ししたのは、まだまだ数少ない『はるきらり』の生産者さんと十勝農業試験場の職員さん。 クオカのお客様方からいただいたご意見を現場にお伝えすることで、今後の小麦育成にお役立ていただけるのなら、こんなに素敵なことはありません。
blog100708 「小麦を実際に使っている方の声っていうのは、生産の現場までは全然届かないんです。」と、生産者さんも試験場の方も、製粉会社さんも声を揃えておっしゃいます。
私たちにとっては、ずいぶん意外なことです。北海道産小麦の人気は年々上がる一方で、限られた数量の入荷を「今か、今か」と待っている方が本当にたくさんいらっしゃると言うのに。 だからこそ、今回お届けした何百通もの「生のご意見」は非常に貴重な資料として受け取っていただけたようです。 今後の小麦育成、栽培拡大に向けてご活用いただけるそうですよ!
今年の『はるきらり』も、今のところ大きな病気にかかることもなく元気に育っているそうです。 もうすぐやってくる収穫のときまで良いお天気が続くよう、祈りたいですね。

元気な様子の『はるきらり』の最新画像が、一昨日十勝から届きました! おいしい小麦粉になって、おいしいパンになって、みなさまの食卓で味わっていただける日が早くやって来ますように♪

****************************************
今週のおすすめ商品!
北海道産強力粉(春よ恋)2.5kg

『はるきらり』のお兄さん?もっちり感が愛おしい、春まき小麦の代表格!
****************************************
今週前半、北海道に行ってまいりました! 気になる北海道産小麦の最新状況を教えていただくべく、製粉会社さんに突撃!ちょうど収穫が始まるところだった北海道産小麦「ホクシン」の畑で、さまざまなお話をお伺いしてきましたよ。

これまでに何度か話題にのぼっていますのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、「ホクシン」とは人気の北海道産薄力粉『ドルチェ』や『おやつイン』の原料として、また強力粉のブレンド粉としても使用されている品種です。 お邪魔した石狩地方の畑では、これから2週間ほどが収穫の期間。ここからのお天気が非常に重要なのですが(収穫期の雨は小麦にさまざまな悪い影響を与えるため、晴天が理想です)、折悪しくなんとなく雨模様...。 収穫初日だったこの日も、傘をさすほどではないかすかな小雨が降っていました。洗濯物を慌てて取り込むかのように走るコンバイン。その様子を見つめる製粉会社さん、JAの職員さんも心配顔です。

未曾有の不作に見舞われた昨年、7月の晴天の日はわずか4日しかなかったそうです。それに比べれば今年はまだ気温も高く、雨もそこそこ。とは言え、「蝦夷梅雨」と呼ばれる北海道の夏の雨は近頃ではすっかりおなじみとなってしまい、収穫期の小麦関係者の胃をキリキリ痛めているのです...。 昨年よりはまだ良い状況じゃないか、というのが大方の(希望的)観測ですが、パン用強力粉の主力である春まき小麦(「春よ恋」など)の収穫が行われるお盆あたりまではまだまだ油断できません。 どうぞみなさんも北海道地区の晴天を祈っていてください!

さて、画像でもご覧いただいている「ホクシン」ですが、来年以降は本格的に後継品種「きたほなみ」に切り替わって行く予定になっているそうです。 今年で「ホクシン」と「きたほなみ」がだいたい半々程度。来年にはほとんど「きたほなみ」になるのではないかと言われています。 およそ15年間、生産者さんや製粉会社さん、また私たち消費者を支え続けてきてくれた小麦「ホクシン」。先代の「チホク小麦」に比べてある種の病気に強いなどの利点から切り替わり、長年栽培されてきましたが、「きたほなみ」はさらに優れた性質を持つ品種です。例えば病気に強く育てやすいこと、収量が高く安定的な供給が見込めること、加工したときの色味がよいこと、などなど...。

小麦は品種を改良しながらどんどん切り替わって行くものです。 より育てやすく、加工しやすく、使いやすく、おいしい小麦へと。生産者さんにとっても、加工する製粉会社さんにとっても、私たちユーザーにとってもベストな小麦、それはもちろん自然に育つようなものではなくて多くの方の試行錯誤と努力によって生まれます。 小麦作りの現場に訪れると、そのありがたみというものを本当にひしひしと感じます。バトンをつなぐように、大切な小麦をみなさまにお届けしなくては!と改めて身の引き締まる思いがしたクオカスタッフです。

****************************************
今週のおすすめ商品!
cuoca北海道産強力粉(コンチェルト)2.5kg

クオカオリジナルブレンドの北海道産強力粉!ホームベーカリーにもおすすめです
****************************************
それは今週の月曜日のこと。イギリスパンを成形して仕上げの発酵に入れ、ちょっと目を離したスキに(実際は、お昼ごはんに出ていたのですが)やっちゃいました、過発酵。 暑くなってきたし念のためにと、オーブン発酵は30℃に設定、途中でスイッチが切れて温度が下がるようにしていったにもかかわらず、帰ってきたら、 「ああーっ!ふくらみきってるー!」。「ごめんねー」とパン生地にあやまりつつ、慌てて焼成にいれたものの、やはり若干の過発酵は否めませんでした。 がっかりです。それにしても冬の間は35℃で90分待ってようやくだった発酵が、30℃以下でも50分そこそこで。夏のパン生地の勢いは甘く見たらいけませんね。

そんなこんなで夏真っ盛り、暑い夏の時期にこそ、ホームーベーカリーや冷凍生地をじゃんじゃん活用して、らくちんでおいしいパン作りを楽しみましょう! を合い言葉にキッチンでは簡単で元気が出るレシピを次々と試作しています。
昨年はナンやグリッシーニにしてみた冷凍ピザ生地を、今年は包みピザ「カルツォーネ」にしてみました。包んだのはカレーとモツァレラチーズ。 そのまま焼いてももちろんおいしいのですが、揚げてみたら意外な発見。ピザ生地が焼いたときよりふっくらもっちりして独特の食感が生まれました。

もうひとつ、今年デビューのナボリ風ピッツァクラストではフルーツのドルチェピザを。マスカルポーネとフルーツのマリネをのせたらバルサミコ酢をとろ〜りかけて。 それぞれの素材の甘みと酸味、ピザの食感も、思った以上に絶妙なバランスでステキなデザートができあがりました。このピッツァクラスト、冷凍庫から出したら4分焼くだけ。

ほんとにあっけないほど簡単です。ぜひぜひ活用してみてくださいね。

もちろんこれだけじゃありません。ホームベーカリー大活躍の夏レシピなど現在せっせと試作中、どんどんアップしていく予定です。 夏のパン作りいっしょに楽しみましょう。

****************************************
今週のおすすめ商品!
夏休み!親子でお手軽パンづくりセット
ランチに、おやつに大活躍♪ピザもクロワッサンもドーナツもおまかせです!
****************************************
国産小麦の収穫シーズンがやってきました。
九州産小麦は梅雨前にすでに収穫を終えているそうで、ここから『収穫前線』が北上していくことに。人気の北海道産小麦は7月下旬から収穫が始まり、お盆前にはほとんどその作業を終えるとのこと。昨年北海道産小麦は特に歴史的な不作で深刻な被害を受けましたが、今年の状況はどうなのでしょうか。祈るような気持ちで毎日パン作りに勤しんでいます。

さて!そんな国産小麦に思いを馳せつつ、今週のパン作りテーマは「国産素材」でした。 人気の北海道産小麦に国産素材を組み合わせて、おいしく食糧自給率アップ!簡単アレンジなので、みなさまもぜひお試しくださいね〜。

今回使用したのは「北海道産強力粉(キタノカオリ)」と「十六雑穀米」。 豆や雑穀などの素材とも好相性のキタノカオリに加えて、ただいま無料サンプル配布中!の「十六雑穀米」を加えてパンに仕上げてみました。 手軽に雑穀パンを作るためには「香ばし五穀」などの加熱済みのレトルトタイプもおすすめですが、白米と合わせて炊飯する非加熱タイプの「十六雑穀米」も、意外と簡単にパンアレンジを楽しむこともできるんですよ。

例えばホームベーカリーを使用する場合、「十六雑穀米」を15〜20分程度熱湯でボイルしておき、冷ましてからいつもの材料と一緒にセットするだけ。ミックスコールのときではなく、最初から合わせて練り込んでしまってOKです。 ボイルしておいた雑穀が水分を含んでいることと、北海道産小麦+夏場ということもあって今回はかなり水を少なめに作りました。 通常水170ccのところ、150ccくらいでも問題ないようです。

キタノカオリを使った基本の食パン

できあがった雑穀パンは、しっとりもっちり。生地の食感もさることながら、雑穀のプチプチ、もちもち感もたまりません。 何かに似ているような......あ!私の大好きな豆入りおもち??雑穀の量はお好みですが、40gくらい入っている方が食べ応えがありそうです(お配りしているサンプルは20gなので、2袋分ですね)。 雑穀ごはんもおいしいけれど、雑穀パンもGood!そのまま食べるのはもちろんのこと、サンドイッチにも楽しい食感がぴったりです。

それにしても国産小麦はやっぱり和素材が合うみたい?お豆やごま、あんことももちろん合いますし、食べるとほっとなごむ味わい。 外国産小麦の圧倒的ボリュームや安定感も本当に頼もしいですが、年ごとに性質が微妙に異なる国産小麦も、「まさに農産物!」という感じがして好きなのです。 その年ごとの性質に合わせて、配合や合わせる素材を変えてみたり。「パン生地の声」を聞きながら調整するのも楽しいものです。 2010年の国産小麦は、いったいどんな仕上がりになるのでしょう。一般に流通が始まるのはまだもう少し先ですが、本当に楽しみです。

****************************************
今週のおすすめページ!
クオカの十六雑穀米プレゼントキャンペーン!
7月19日発売の十六雑穀米が、今なら無料でお試しいただけます♪
****************************************
先日、久しぶりに友人とパン屋さんめぐりをしてきました。
今回のターゲットは三軒茶屋近辺。もともと絶対行きたいお店は3店ほどピックアップしてあったのですが、つい最近まで三軒茶屋在住だったマーケティング部スタッフSにリサーチしたところ、次から次へとオススメ店が出てくる出てくる。というわけで、彼女のリストを片手に、世田谷線沿線に的を絞って、てくてくと歩きながらのんびりとパン屋さんをめぐることにしました。

スタートは松陰神社駅前の「ブーランジェリーSUDO」。今回いちばん行きたかったお店です。お店に入って並んでいるパンを見始めたらすっかりテンションが上がってしまい、お店の写真を撮るのを忘れたあげく、それ自体に気づいたのもだいぶあとでした(ああー)。 バゲットの横には薄い生地で生ハムを巻いたおいしいに違いないプロシュート。噂の世田谷食パンと世田山食パンもずらりと並んでいます。ショーケースのまんまるのあんパンも気になるー。 が、まだ1軒目。いつもと違うものを買ってみよう、とこちらを選んでみました(写真左から、ミルクパン、ミニバゲット、レモンパン)。ちなみにいつもどこでも買ってしまうのは、バゲット、カンパーニュ、ライ麦パン、クロワッサンなど。結局このあと、そのラインナップが並ぶわけですが。
このいつもと違うセレクトが正解でした。レモンパンが、おーいしー!ふわっと軽いパン生地にさっくりとして自然な香りのクッキー生地。しっとり濃厚なブリオッシュ生地のメロンパンも好きですが、それとは全く違うこの魅力、さすがです。こんなメロンパン作ってみたいです。

てくてく歩いて、2軒目は「Fortuna(フォルトゥーナ)」。国産の小麦を使ったパン屋さんです。こちらではシンプルなハード系のパンを。リュスティックはかみしめるほどに粉の甘みがじゅわっと広がる大好きな味と食感でした。

さらにまたてくてく歩いて「パリの空の下」へ。黄色い店構えも店内もとってもかわいらしいお店です。「クロワッサンが最高!」とのスタッフSの教えに従い、クロワッサン、パイ類をチョイス。このクロワッサンが衝撃の新食感でした。とにかくもっちもち、すごくきれいな薄い層なのにさくさくでなくもちもちなのです。この感じのクロワッサン、初めての出会いでした。そして何よりパイが絶品。バターたっぷりではらはらとくずれるどこまでもうすーい層、すごいです。

さらにさらに進んで「Les Cinq Sens (レ・サンク・サンス)」。お店に入ると「タイプER」や「ドルチェ」など国産小麦の大袋が並んでいます。こちらでもついついクロワッサンやらオリーブの入ったパンやら、後先考えずに買っていました。
気がつけば、両手はパンの袋でいっぱい、リストにはまだまだお店があったのですが、さすがに全制覇は無理とあきらめ、まったりとランチとお茶へ。

それにしても世田谷線沿線、かなり楽しいです、歩いたらわずか1時間ほど(さくさく歩けば30分?)のエリアにあれだけ個性や特徴のある魅力的なパン屋さんが揃っているとは。口では研究、勉強とかいいながら純粋にたーのしー、おーいしーで大満足。また行きましょっと。 そうそう余談ですが、この日初めて乗った世田谷線、めちゃめちゃかわいいです。実は写真も撮りまくり、ファンになりました。

****************************************
今週のおすすめ商品!
北海道産フランスパン用準強力粉(タイプER)
噛めば噛むほどおいしい、北海道産小麦!スタッフ内でもファンの多い逸品です♪
****************************************