
卵と砂糖を混ぜて泡立てて、粉を加えて…最後に加える溶かしバターを溶かしマーガリンに置き換えました。 作業も仕上がりも、ほとんど変わりません。風味が多少軽くなったかな?あっさりしているので、重くなりがちなココア生地などに使うとよさそうです。 バターの香りを立たせるならコンパウンドタイプがおすすめ。
パウンドケーキづくりの最初の作業と言えば、バターをクリーム状になるまで柔らかくほぐすこと! バターだとこれにすごく時間がかかって疲れてしまうけど、マーガリンだとかなり早く柔らかくなるみたい。 作る前に薄切りにしてボウルに入れておけば、短時間でパウンドケーキ生地ができました!味はバターに比べてあっさりだけど、食感は軽くてふんわり。 たっぷり具材を入れたケーキでも重くなりすぎないからいいですね。
バターをクリーム状になるよう柔らかくしてから作るタルト生地は、パウンドケーキと同じく作業しやすくて良い感じ! 粉の中でバターを切り込んでいくタイプの「サクサク系」クッキーは、切り込みやすいけど手早い作業が必要です。 仕上がりは軽く、さくっとした食感に。風味を強く出すなら、アーモンドプードルを加えて作るとよさそうです。
バターと置き換えても問題なく、なんでも作れたマーガリンですが、ひとつだけ苦手なものがあるよう。それは「焦がしバター」。 マーガリンにはバターと違って水が添加されているため、高温で熱すると飛び跳ねてとても危険!焦がしバターを使うお菓子は、バターを選ぶのがおすすめです。 またバターは冷凍保存できますが、マーガリンは凍らせるとなめらかな組織と風味が失われ、食感が悪くなるため冷凍保存はおすすめできません。

生乳から分離した脂肪を集めたもの。油脂であるがほとんどの場合多少の乳成分を含み、独特の風味があっておいしいお菓子を作ることができます。 パンに塗るほか、お菓子・パンづくりの材料として、また調理油としても多く用いられます。
精製した油脂に乳成分・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し、練り合わせたもの。原料にバターを添加したコンパウンドタイプもあります。 パンに塗ってそのまま食べるほか、パンやお菓子づくりにかかせない材料として、業務用でも多く用いられています。
植物油または動物性油脂を原料とした食用油脂。パンやお菓子づくりにバターやラードの代用として利用され。 無味無臭で、製菓に使用すると、さっくりと焼き上がります。揚げ油に使用すると、衣がパリッと仕上がります。
サラダ油をはじめとする、主に植物由来の油脂。無味無臭のものもある一方、オリーブ油やごま油など、風味を活かした調理用製品もあります。 ピーナッツやアーモンドなど、ナッツから搾取されたものもありそれぞれの風味を楽しめます。
どれを使うとおいしくできる?
それぞれに特性が違うので、うまく使い分けるとおいしく仕上がります。
スポンジケーキ
シンプルな焼き菓子
乳由来の風味の良さが特徴。素材の組み合わせがシンプルなものほど、味の良さが引き立ちます。口溶けのよいバタークリームづくりにも最適です。
焦がしバターの香ばしい風味を活かせるのも、この素材ならでは。パンケーキなどを焼く調理油として使っても、他にはないおいしさを楽しめます。
マフィン
フルーツたっぷりパウンド
バターと同様に使えますが、食感はふわっと軽く、風味はあっさりと仕上がります。 軽い口当たりを楽しみたい焼き菓子や、他の具材の味わいを楽しむマフィンなどにおすすめ。バターよりも柔らかく、お菓子やパンに使いやすいのも特徴。 一般にバターよりも安価なので、日常に取り入れやすい素材です。
手ごねのシンプルなパン
ビスケットやクッキー
「もろさを与える(shorten)」という意味の言葉からつけられた名前の通り、さくさくと軽くもろい口当たりのお菓子に仕上がるのが特徴。 特にクッキーなどでその力を充分に発揮します。常温でも非常にのびがよく扱いやすいため、手でこねるパンづくりにも最適。 ふんわりとした生地に仕上がります。
シフォンケーキ
フォカッチャ
オイルを使うお菓子の代表格は人気のシフォンケーキ。オイルを使うことでふんわり軽い食感に。冷蔵庫で冷やしてもかたくなりにくいのも特徴です。 ピザやフォカッチャのような軽くのびの良い生地にもおすすめ。練り込むだけでなく、仕上げとして表面に塗ってもその香りを楽しめます。
コンパウンドマーガリンってどういうもの?
原料にバターを配合して作られたマーガリンです。独特な風味を持つバターと作業性が良く安価なマーガリン、双方の長所を活かせるよう作られています。 一般にマーガリンは原料のほとんどを植物性・動物性の油脂が占めていますが、バターは生乳が主原料。 マーガリンの原料にバターを添加することで、乳由来の独特な風味を持ちつつ、作業性のよい安価な新素材が仕上がるのです。 マーガリンよりも風味がよく、バターよりも扱いやすいコンパウンドマーガリン。 レシピ上「バター」あるいは「マーガリン」と表記されている、どちらにも同分量で置き換えてお使いいただけます。
脂肪酸とは、食品成分の一つである「脂肪」を構成している成分です。
トランス脂肪酸は脂肪酸の一種で、マーガリンやショートニング、菓子の一部などに含まれます。その他に牛肉や乳製品などにも含まれています。
欧米諸国では食品への表示や含有量の規制が行われているケースがあります。
一方、日本の食品安全委員会は、日本人については「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられる」との見解を出しています。詳細は食品安全委員会のホームページをご参照ください。
「食品安全委員会( http://www.fsc.go.jp/sonota/transfattyacids1902.html ) 」
健康な毎日を過ごしていただくためには、トランス脂肪酸を減らすことだけにこだわるのではなく、バランスのよい食生活を心がけること、喫煙を控えることや積極的に運動することなども含めた生活習慣全体の見直しをおすすめいたします。
