
ふっくら柔らかな食感のパンづくりに欠かせないのは、イーストや天然酵母など『酵母』と呼ばれる生き物の力。
酵母たちが活動しやすい環境を整えてあげることで、パンをふんわりとふくらませてくれます。
一生懸命こねた生地がムクムクと育っていく様子はいとおしく、頬ずりしたくなるほど。
あたたかくて少し湿気のあるこの季節は、パンづくりにぴったりです。
ここでは、インスタントドライイーストを使った基本の『手ごね』パンをご紹介していきます。
さて、肝心のドライイースト。「ドライイーストって?」ではドライイーストそのものを詳しくご紹介しています。是非ご覧ください。
※おいしいパン作りは、まず、すべての材料を正しく量ることから。 1g単位の細かい計量には、デジタルはかりをおすすめします。
こねる工程で使用している「ロールパット」は、生地がくっつきにくく、お手入れが簡単、さらに、収納場所を取らないという、クオカおすすめの逸品。でも、もちろん、「オリジナルペストリーボード」や、「ストレッチスタンド」でもパン生地をこねることができます。どれも持ってない!という場合は、ご家庭にある大きめのまな板でもOK!その場合は、打ち粉(レシピ分量外)をしっかりするのがポイントです。お手元の台を使って、まずは気軽にパンをこねてみてください。
※行程にはおおよその時間を記載していますが、温度や湿度により時間が異なります。

1.ボウルに強力粉、インスタントドライイースト、上白糖、塩、脱脂粉乳を入れて混ぜ合わせる。
2.水を加え、手でつかむようにして混ぜ合わせる。
3.粉気がなくなったら、生地を台(ロールパッドやペストリーボードなど)に取り出す。

4.手のひらで生地を台にこすりつけるようにしてこねていく。
5.生地に弾力が出てくればひとまとめにし、作業台にたたきつけるようにしながらこねていく。 たたきつけては折り返して生地の向きを90度変え、これを繰り返しながらこねる。
6.生地の表面がなめらかになれば、生地の一部を取って両手でそっと伸ばして状態をチェック。 膜ができるようになれば、ショートニングを加えていってOK。
7.生地をちぎるようにしながら、生地とショートニングをなじませていく。

8.生地にショートニングがなじんだら、再び台にこすりつけるようにしてこねる。
9.全体が均一になれば再びひとまとめにし、台にたたきつけては折り返すという作業を繰り返す。
10.生地の表面がなめらかになれば、生地の一部を取って両手でそっと伸ばしてみる。 薄い膜ができるようであれば、こね上がり。ぼそっとちぎれるようであれば、まだこねが足りない。
発酵中の生地の保温はオーブンの発酵機能を使うと便利。最初の10分くらい温めたらあとは電源を切ってしまってもOK。だいたい1時間おきにこれを繰り返せば、温かい状態が保てます。

11.生地の表面がなめらかになるように丸め、薄く油(サラダ油、ショートニングなど)を塗ったボウルに入れる。
12.11のボウルにぬれぶきんをかぶせ、温度を約30℃に保つように気をつけながら、60分間発酵させる。 生地が約2倍にふくらめば一次発酵終了。
13.生地の表面を荒らさないように気をつけながら、生地の表面が下になるように打ち粉をした作業台に取り出す。

14.生地を手で押さえるようにしてガスを抜く(パンチ)。
15.生地をたたむようにしてまとめ、きれいな面が上になるようにボウルに戻し、再び約30℃で30分間発酵させる。 生地が約2倍にふくらめば二次発酵終了。
16.発酵した生地がつぶれないように台に取り出し、スケッパーで60gに分割していく。
17.生地の表面が張った状態になるように丸めていく。パンマットの上で約20分休ませる。 このとき、乾燥しないようにぬれぶきんをかぶせておく。(ベンチタイム)

18.ガスを抜くように生地をおさえて丸めなおし、底をつまんでしっかりと閉じる。
19.ストレーナーで上新粉をふりかけ、温度を約30℃に保ちながら、約60分発酵させる。(最終発酵)
20.全体に軽く霧をふき、230℃のオーブンで約20分焼き上げる。
まずはこれから、の定番のドライイースト。デニッシュなど甘いパン専用の[耐糖性]と、ピザ専用の[ピザ用]があります。ドライイーストについては「ドライイーストって?」をご覧ください。
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