木の実とフルーツのハードブレッド
粉の風味をしっかりと味わえるハードタイプのパン。そのままでももちろんおいしいですが、今回は木の実とドライフルーツを混ぜ込んでアレンジ!香ばしさを添えるナッツと、プチプチとした食感が楽しいドライフィグが、かめばかむほど味わい深いパンに仕上げてくれます。
くねっと曲がったかわいらしい形の変形ハードブレッド。基本のリュスティックと同様にデリケートな生地なので、やさしく扱うことがポイントです。クープを入れずに細長い形に仕上げるので、ちぎっても食べやすく、朝食にもおやつにもぴったり。もうひとくち、と手がとまらなくなってしまうおいしさです。
■材料(長さ約20cmのスティック5本分)
- 強力粉(ラ・トラディション・フランセーズ) 300g
- ゲランドの塩 6g
- ドライイースト 1g
- 水 210cc
- ドライフィグ 30g
- カリフォルニアクルミ 30g
- ピスタチオ 15g
- 仕上げ用粉(強力粉) 適量
pick up!
ハードブレッドをさらに味わい深く
カリフォルニアクルミ100g
世界最大のクルミ加工業者、ダイヤモンド社の厳選されたクルミです。渋みが少なく、ローストしたときの香ばしさは抜群。ハード系のパンの具材としては、もはや定番です。LHP(Light Half&Pieces)と呼ばれ、色が明るく半割れと割れが入っています。
■作り方
生地を作る
- ボウルに水を入れる。(うち約20ccは、イーストの溶かし用に残しておく)
- 小麦粉全量をボウルに入れ、粉っぽさがなくなるまで手で混ぜる。
- まとまったらボウルから取り出し、台の上で生地がつながるまで練る。【約1分間】
生地を練るときは、手のひらの付け根部分を使って、台にこすりつけるようにする。 - 生地を室温(25℃前後)で30分ねかせる。台の上に生地をのせたままボウルをかぶせてふたをするか、ボウルに生地を戻してラップ等をかけておくなどして、生地が乾かないように注意する。
- 残しておいた水でイーストを溶かし、ねかせ終わった生地に入れてよく混ぜたら、塩を入れてさらに混ぜる。
台の上に生地をたたきつけて折り返す作業を繰り返す。生地がひとつにまとまり、表面がつるんとしたきれいな状態になったら終了。 - 1cm角に刻んだドライフィグ、粗く砕いたクルミ、ピスタチオを生地に加えて、均一に混ぜ合わせる。
一次発酵
- 生地を丸くまとめ、閉じ口を下にして、油を薄く塗ったボウルに入れる。
表面が乾かないようにラップ等をかけて、室温(25℃前後)で20分ねかせる。 - [パンチ1回目]生地の中央にグーでパンチをし、あまり力を入れないように生地の端を中央に寄せ集めるように折りたたむ。生地を丸くまとめ、閉じ口を下にしてボウルに入れて、1と同様にラップ等をかけて室温(25℃前後)で20分ねかせる。
- [パンチ2回目]2と同様にパンチをし、20分ねかせる。
- [パンチ3回目]2と同様にパンチをし、最後は60分ねかせる。
冷蔵・生地温度の回復
- ボウルに入れてラップをかけたままの生地を冷蔵庫へ移し、一晩熟成させる。
※冷蔵するときは、ステンレスではなくプラスチック製の容器でねかせると、生地温度の回復が早く、安定する。 - 一晩熟成させたら、ラップ等をかけたまま室温(25℃前後)で60~90分ねかせ、次の作業の前に生地の温度を戻す。
分割
- 生地のガスをできる限り抜かないように、ボウルからそっと取り出す。
- スケッパーなどで100gずつに分割し、生地を軽く巻いて、俵型に整える。
- 分割を始めたところから数えて20分、台の上に置いたまま室温(25℃前後)でねかせる。ぬれぶきんなどをかけて表面が乾かないように注意すること。
成形
- 生地をたたいて、長方形に伸ばしながらガスを抜く。
- 奥から1/3を手前に折り、端の部分を手のひらの付け根で押し付ける。同様に、手前からも折る。
- さらに半分に折り、手のひらの付け根で押し付けたあと、指でつまんで完全にくっつける。
- 全体を転がすように形を整え、約20cmの長さにする。


最終発酵・焼成
- オーブンシートを敷いた天板に、曲線になるよう形を整えながら、間隔を空けて生地をのせる。
- 霧吹きで表面を湿らせ、生地に直接触れないようにラップ等をかけて室温(25℃前後)で20~30分ねかせる。生地の表面がふっくらとし、触っても手に生地がついてこなければ完了。
- オーブンを250℃に予熱する。
- 予熱が完了したら、表面に茶こしで粉をふる。
- オーブンで約20~22分焼き上げる。焼き上がったらクーラーなどにのせ、あら熱を取る。
・食べごろ
焼きたてがいちばんおいしいパンです。粉の香り、ナッツの香ばしい風味、ドライフィグの食感を、あたたかいうちにお楽しみください。
・保存について
ひとつずつラップ等で包んで密封し、冷凍庫で保存してください。召し上がる際は、自然解凍してトースターなどで温めてください。


















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