厳選素材で極める本格派ガレットデロワ

キリスト教の公現祭(エピファニー)に食べるフランスの伝統菓子ガレットデロワ。アーモンドクリームがたっぷりつまったこのパイ菓子は、新年を祝い、幸福を運ぶものとして古くから愛されています。フェーブ(陶器製の人形)が仕込まれているのも楽しみのひとつ。切り分けた中にフェーブが入っていた人は、その日1日王様に、そして、1年間幸福が続くといわれています。
1月6日のエピファニーに向けて、本格派ガレットデロワを極めてみませんか?今年は、こだわり素材を使ったプロ推奨のレシピをご紹介します。お店の味にだって負けない出来たてのおいしさを、ご家庭でぜひ味わってみてください!

シンプルにして贅沢!とびきりの素材を味わう

パイ生地とアーモンドクリームだけというシンプルなお菓子だけに、素材選びはとても重要。特に、粉とバターは味の決め手となるので、思い切って贅沢なものを使ってみてください。ほおばったときの風味と、何より感動が違います!

じっくり作る、出来たてを食べる

ガレットデロワに使われる折り込みパイ生地は、手早く作業し、気長に寝かせることが成功の鍵。難易度は少し高めですが、短時間で焦って作るのではなく、前日から仕込みをするつもりで、じっくりていねいに作れば大丈夫。工程は主に3段階。焼き上がりの時間を逆算して作り、ぜひ出来たてをほおばってください!パイ生地のサクサク感を味わう喜びも、時間をかけただけ倍増します。
※上記の時間は、翌日の15:00に食べるとした場合の目安です。生地を寝かせる時間が多いので、手を動かす作業は全部で1時間半ほどです。

1 生地を作る
パイ生地の決め手は粉とバター。クオカが厳選した素材を使って、一から折り込みパイ生地に挑戦!じっくりと、余裕を持って作ることが成功への近道です!!

[材料](21cmのガレット・デ・ロワ1台分/18cmサイズのパイ皿使用)

  • 生地用
  • 強力粉(ラ・トラディション・フランセーズ) 250g
  • 明治発酵バター 25g
  • 冷水 110g
  • ゲランドの塩 6g
  • 折り込み用
  • 明治発酵バター 150g

[準備]

  • ・粉は冷蔵庫で冷やしておく。
  • ・生地用のバター25gは、温めて溶かしておく。
焼きあがり生地

PICK UP! 厳選素材

フランス産パン用強力粉ラ・トラディション・フランセーズ1kg

PICK UP!

仏産フランスパン用準強力粉(ラ・トラディション・フランセーズ)1kg

東京・渋谷にある大人気のブーランジュリー「VIRON(ヴィロン)」で使われているプロ仕様の小麦粉。バゲットなどハードタイプのパンや、デニッシュなどに向いており、パリッ、サクッとした仕上がりが特徴です。もちろん、パイ生地にも最適。すばらしい食感だけでなく、粉の風味までも感じることができます。その繊細さゆえに扱いが難しいと言われていますが、発酵を行わないパイ生地ならば挑戦しやすいはず。ぜひこの機会にお試し下さい。お菓子作りの腕をステップアップさせてくれます!

明治発酵バター450g

PICK UP!

明治発酵バター450g

生地にも、中に詰めるクリームにもバターをたっぷり使うガレットデロワ。そんなときはぜひ、リッチな味わいの発酵バターを使ってみてください!中でもこの明治発酵バターは、しっかりとしたコク、そして主張のある香りが特徴です。発酵バターらしい少し強めのチーズのような香りが、焼き上がり後も残ります。ガレットデロワの他にもバターを味わうお菓子には特におすすめです。お料理に少量使っても風味の違いがわかります!

その他の発酵バター・低水分バター

ミルクの香り、優しい味わい カルピス発酵バター450g

バランスのよい、こくと風味 よつ葉発酵バター450g

のびが良く、作業性が抜群 北海道低水分バター450g

[作り方]

●デトランプ(粉の練り生地)を作る

  1. 冷やしておいた粉と塩を合わせた中に、冷水を入れてさっくりと混ぜる。完全に混ざりきる前に溶かしたバターを加えて混ぜ合わせる。
  2. 1で混ぜ合わせたものを台の上に取り出し、カードを使って切るようにしてまとめる作業を繰り返す。生地が温まらないよう手早くまとめ、表面のきめがまだやや粗いくらいの状態で止める。指で押すと、ゆっくり戻ってくるくらいが目安。
  3. まとめて丸くした生地の表面にナイフで十文字に切り込みを入れ、ラップかビニール袋でぴったりとくるみ、冷蔵庫で1時間程寝かせる。
    ※寝かせることで、生地のコシが取れてのばしやすくなる。
  4. ●折り込み用のバターを成形する

  5. 折り込み用のバターを大きめに切ったラップやクッキングシートで挟み、最初はめん棒でたたくように、2cm厚程度の正方形にのばして冷蔵庫で冷やす。
    ※辺はまっすぐ、厚さも均一な正方形にすること。ここできれいに成形しておくと失敗が少ない。
  6. 工程1.さっくりと混ぜる工程2.生地を手早くまとめる工程3.切り込みを入れ寝かせる工程4.バターをのばす

    【生地とバターを冷蔵庫で休ませる】

    ●バターを生地に折り込む

  7. 寝かせたデトランプをを十時の切り込みから四方に広げ、打ち粉をしながらめん棒を使ってのばしていく。中央部分にはやや厚みを残しながら、のばしたバターよりひとまわり大きい正方形に整える。
  8. 5の生地に対して、のばしておいた折り込み用のバターを45度ずらして置く。
    ※寝かせたデトランプとのばしたバターが同じくらいの固さであることが理想的。同じ固さにしておくことで、のばしやすくきれいな層を作ることができる。
  9. 生地の四隅を中央に向けて折りたたみ、空気が入らないようにバターをきっちりと包み込む。
  10. 軽く打ち粉をし、めん棒で上から押さえて生地とバターをなじませながら、幅の3倍の長さになるように縦にのばしていく。
  11. 余分な打ち粉をはらい、のばした生地を三つ折りにする。
  12. 生地を90度回転させて、同様に幅の3倍にのばして三つ折りにする。
  13. ラップかビニール袋でぴったり包み、冷蔵庫で最低1時間寝かせる。
  14. 工程5.めん棒で伸ばしていく工程7.バターを包み込む工程8.縦にのばしていく工程9.三つ折りにする

    【生地を休ませる】

    <折り込み2回目:8から11の、のばして折る作業を繰り返す>

    【生地を休ませる】

    <折り込み3回目:8から11の、のばして折る作業を繰り返す>

    8から11の作業を計3回行い、生地を合計で6回三つ折りにする。
  15. できあがった生地は2時間以上(できれば一晩)寝かせてから使う。

生地をゆっくり寝かせたら、中につめるクリームの準備を!
その次はいよいよガレットデロワの組み立てです。

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フェーブカタログ2010