今回のゲスト
なかしましほさん
音楽・出版関係の仕事を経て料理の道へ。ヴェトナム料理店やレストラン「キヨズ・キッチン」で厨房を担当。その後はオーガニックカフェのオープンニングやフードコーディネートに携わる。現在は自宅を工房に「foodmood(フードムード)」の名で主にインターネットを中心にお菓子の販売を行う。著書に「もっちりシフォン さっくりクッキー どっしりケーキ」・「チョコおやつ」(文化出版局)、「まいにち食べたい”ごはんのような”シフォンケーキの本」(主婦と生活社)がある。

冬のたのしみ

一年で一番寒い時期をむかえて、みなさんはどんな冬の日々をお過ごしですか?
わたしの工房は木造の古い一軒家なので、冬はとても寒いです。
オーブンをささやかな暖房代わりにしていますが、足下はすぐに冷えてしまいます。どうしたらこの季節を快適に過ごせるか、自分なりに日々やっていることを、少しですがご紹介したいと思います。

『頭寒足熱(ずかんそくねつ)』という言葉をご存知ですか?
足下(下半身)をあたためて、頭の方(上半身)は薄着することによって快適に過ごせるというものなのですが、わたしは普段、足下はくつ下を重ねばきして過ごしています。まずは5本指のくつ下をはいて。最近はかわいい5本指くつ下が増えてきたのでうれしいです。これにお気に入りのフェアトレードのウールのくつ下を重ねて。あとはスパッツと腹巻(!)、それからズボンをはいて、上半身は薄手のカットソーを一枚着るだけ。その上にエプロンをしてお菓子を焼いています。下半身があたたかいと安心感があるし、上半身を薄着にすることでとても動きやすく、生地をこねたり作業もしやすいんですよ。

そんな作業の合間のお茶の時間は、日々のたのしみのひとつです。
ちょっと甘いものがあるとうれしくて、割れたクッキーやケーキの端っこを一緒にいただいたり。プレゼントでいただいた自家製の「金柑の甘煮」は、ていねいに種が取ってあり、ふっくら甘くてしあわせなおいしさでした。
お茶もいろんな種類をそろえているのですが、最近のお気に入りは「しょうが紅茶」。国産のしょうがを乾燥させたものが紅茶にブレンドしてあって、ほんのりしょうがの風味が香ります。これを保温瓶にたっぷりつめて、出かける時も持っていきます。しょうがは体をあたためる効果があると聞くので、なんだかこの時期はせっせと食べたくなります(ふだんから大好きなんですけどね)。
先日はたくさんいただく機会があったので、たっぷりすってしょうがジャムを作ってみました。甘みはてんさい糖とはちみつ少々。これをお湯で割るだけでもおいしいのですが、せっかくなのでケーキを焼いてみることに。卵と粉と菜種油、そしてしょうがジャムをたっぷりと。これだけでとびきりおいしいしょうがのケーキが焼き上がります。(あー幸せ!)

日々お菓子作りをしたり、家事をしていると、この季節はどうしても手が荒れやすくなりますよね。いまはいろんな保湿クリームがあるので、選ぶのも楽しいです。
ハンドクリームはゆずがはいったもので、ほんのりいい香り。
あとはみつろうのクリームや柑橘系のオイルなど、どれも自然な香りのものを選ぶようにしています。よい香りのするものが暮らしの中にあると、なんだかちょっとうれしいものです。

きちんと保湿してあったかくしたら、買い出しに出かけます。
姉が編んでくれたミトンは自転車に乗る時や散歩の時など、冬じゅう大活躍です。
ささやかですが自分がいいなと思うものを少しずつ見つけて、冬をたのしく過ごせたらいいなと思います。


cuocaで買えるなかしましほさんの本
菜たねサラダ畑820g
2/3にクオカショップ自由が丘にてなかしましほさんのスペシャルレッスンが開催されました。なかしまさんのおすすめ商品は「菜たねサラダ畑」。 名称から一瞬サラダ油を連想させますが、遺伝子組み換えでない菜種を使った、 純粋な菜種油です。クセがないのでとても使いやすく、お菓子に菜種油をはじめて使う方には特におすすめ。さくさくのクッキーやしっとりシフォンを焼くために、欠かせない油ですよ」(なかしましほさん)。

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