今回のゲスト
ふなびきいくこさん
ナチュラルフードと、野菜ごはん+ビオワインの教室「IKU」主宰。 国際線の客室乗務員としてハードな仕事をしていたことから、食と健康について興味を持ち、マクロビオティックを学ぶ。料理教室アシスタント、自然食デリの調理、「tecona bagel works」にてメニュー開発を経験。日本ソムリエ協会ソムリエ、雑穀エキスパート、マクロビオティックアドバイザー。「tecona bagel works recipe book」では、野菜料理やナチュラルスィーツのレシピを担当。
▶ ブログ:ティコのnatural food diary

春のおはなし

4月に入り、暖かくなってきましたね。私の住む鎌倉には、通称レンバイと呼ばれる「野菜市農協連即売所」があり、そこでは農家さんから直接新鮮な野菜を買うことができます。毎朝、都内のレストランのシェフたちも買いつけに来るほどです。最近のレンバイでは、菜の花などの青菜や山菜などの春の野菜がたくさん並んでいます。
こんな季節の食べ物や気候の変化が、実は私達の体を「冬モード」から「春モード」にかえる手助けをしてくれているのです。

実は、私は寒さが苦手。冬はいつも冬眠しそうになります。「人間も動物だから」と言い訳しながら、ゆっくりと過ごすことにしています。そんな私も2月頃になると「ゾクゾクッ」とする瞬間があり、体が目覚めるのを感じます。
「冬眠終了!」の合図です。

冬の体は、体温をキープするためにキュッと締まり、体内に脂肪などを溜め込んで温かく過ごします。しかし、春になると体は徐々にゆるんで、冬に溜めていたものを外に出すことで、軽やかに過ごすことができます。

そんな時に自然と食べたくなり、おいしいと思う春の野菜たち。それらが持っている酸味や苦味がデトックスの手助けをしてくれるのです。自然は本当にうまくできていますね。
私は以前、レンバイで夕食用に買った一束の菜の花を、お昼に茹でているうちに全部食べてしまい自分でも驚いたことがあります。体が春の野菜を欲していたようです。

そして、春に向く調理法もあり、それは「蒸す」、「茹でる」などの軽い感じの調理法です。マクロビオティックでは、そのようなことも勉強するのですが、菜の花などの春の野菜を長時間煮て食べるより、茹でたり、さっと炒めて食べたいと思うことは、季節を感じていれば自然と分かることかもしれませんね。

そして、この時期にもう1つおすすめなのが「お掃除」。私たちの体と住んでいる場所は見えない糸でつながっているそうです。だから、物を捨てる時は必要以上に疲れたり、また、掃除が終わるととても体がスッキリしますよね。

私が掃除を大切だと思うようになったのは、ある1冊の本がきっかけです。その本はイギリスの風水師の方が書いた本で、「この方角に何を置きなさい」というようなことは一切書いておらず、ただ「物を処分しなさい、そして、なぜあなたが物を処分できないのか」ということを1冊に書いているのです。この本を読んだ後は、毎晩遅くまで掃除をしていたのを憶えています。そして、そのおかげで新たに物を買う時は、「これは本当に必要?」と考えるようにもなりました。

私は最近、「部屋が滞ると、体も滞るな」と、しみじみ感じます。体が重いと思う時は、お掃除ができていない時が多いのです。体と家のデトックスは相乗効果があるようです。
この春に体と家のお掃除をしてみませんか?あまり難しく考えず、五感(+直感)を使って、季節を感じながら楽しく過ごしましょう。

【ふなびきいくこさん直伝のレシピ】
ゴマとオートミールのクッキー

ふなびきいくこさんが参加した本はこちら

ふなびきいくこさんが参加した本

菜たねサラダ畑
菜種サラダ畑・・・クセがないので、料理だけでなく、お菓子にも活躍しています。テコナ本のお菓子もこれを使いました。

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