今回のゲスト
KEITAさん
料理人。 KEITA
北イタリアのピエモンテ州「リストランテ・ラ・ステラ」をはじめとして約3年間イタリアで
修業。イタリア各地の郷土料理をベースにして、シンプルで健康的な料理を得意とする。 現在、「ランウェイの料理教室」講師。
11月19日、20日にクオカショップ自由が丘で行われる
「冬のおもてなしイタリアン&テーブルコーディネートレッスン」の
デモンストレーターも務める。

イタリアで作る栗のデザート

はじめまして、KEITAです。

だんだんと寒さが増し、秋が深まってきています。秋、そして冬の食材が食卓にのぼる機会も増えてきましたね。

僕自身、秋になると気になる食材と言えば、やっぱり「栗」。小さい頃から好きでよく食べていましたが、イタリアに行ってから、もっと好きになった食材のひとつです。僕が住んでいたところは、北イタリア・ピエモンテ州のドモドッソラという街です。まわりは高い山々に囲まれていて、イメージとしては「アルプスの少女ハイジ」に出てくるような場所でした。

山の食材が豊富で、栗は買うものではなく、採りに行くものでした。夏から秋に変わる頃、そこら中に生えている栗の木には実がなり、茶色く色づき始めます。そうなると、レストランの裏にある山に、毎日栗を採りに行きます。山になっている栗は、日本でよく見かける甘栗と同じくらいの大きさで、味はびっくりするくらい濃厚です。

採ってきた栗は、専用の道具で数箇所穴をあけ、暖炉の上で鍋を転がし、焼き栗にして食べました。レストランでは、パスタやリゾット、ズッパ(スープ)、ドルチェ(デザート)などで頻繁に登場します。どれもシンプルに調理するのですが、とても美味しいのです。

栗を使った代表的なデザートに、モンブランがあります。イタリアにもモンテビアンコというドルチェがあり、どちらもイタリアとフランスの国境にある山が語源です。フランス語かイタリア語かの違いになります。イタリアのドルチェ「モンテビアンコ」は、モンブランに比べるとシンプルで、栗そのものの味を楽しめるといった感じです。

茹でて皮をむき、牛乳でさらに茹で、砂糖を加えて、裏ごしします。マッシャーなどで細いひも状にしてお皿に盛り付け、泡立てた生クリームを絞り、マロングラッセなどを飾ります。作り方はいたってシンプルですが、下処理がちょっと面倒です。

クオカさんには、たくさんの栗の商品が置いてあります。モンテビアンコを作るのにおすすめなのは、イタリア産の栗で作られた「カスタニエ 40」です。もっと手軽に作るには、「アンベール マロンピューレ 875g」が良いですね。硬さもちょうど良いので、器具を使って、絞れば簡単に作れます。

暖かいおうちで過ごすことの多い、この季節。皆さんも素朴で美味しいイタリア菓子を、ぜひお楽しみください。

【有機JAS】レンティッキエ(レンズ豆)250g
11月19日(金)、20日(土)に行うイベント「冬のおもてなしイタリアン & テーブルコーディネートレッスン」でも使わせていただく食材です。 有機栽培でとても美味しく、パスタやスープの具、メイン料理の付け合わせに、と大活躍です。