2009年8月アーカイブ

nakada1.jpg夏休みも終盤に差しかかった8月26日(水)に、自由が丘ショップではアトリエ・コナフェの中田ひろこさんをお迎えしてレッスンを開催いたしました!
「もっと実習があるレッスンを開催してほしい」、そんなお客様のリクエストにお応えして、今回は初めて外部のプロの方をお迎えしての実習&デモレッスンでした。

文化出版局から出ている中田さん初めての著書「生成りのお菓子」から、まずはほろほろクッキーをお一人ずつ実習で作っていきます。育児や家事をしながらでも簡単に、しかもおいしく作れるように考え抜かれた中田さんのレシピ。洗い物が少なくて済むのもポイントです。
「生地を作って、冷凍庫に入れておけば1ヶ月は保存できます。思い立った時にすぐ焼けばいいので便利ですよ」とアドバイスも。20分もかからずにクッキー生地ができ上がりました。

nakada2.jpg 今回ご紹介いただいた「ほろほろクッキー」のもう1つの特徴は、バターではなく発酵豆乳入りマーガリンを使っていること。バターに比べると軽く焼き上がり、泡立て器でクリーム状にすり混ぜるなどの作業がしやすいのです。「もともとはアレルギーのあるお子さんのためにレシピを考えていて、菜種油も使ってみたんです。ただ、どうしても焼き上がりがざっくり固くなってしまって。さくっとはかない食感を出すには?と考えてこのマーガリンを使うようになったんです。」とのこと。
家で作るなら安全な素材を使いたい。だけど、それだけじゃなくて、おいしければもっと嬉しい・・そんな家族を思う中田さんのメッセージが伝わってきます。

クッキーが焼き上がったところで、続いては夏らしいデザートのトライフルを作ります。白砂糖ではなくて、かわりに濃いめのメープルシロップを使っているので、クリームがベージュ色なのです。フィンガービスケットと、季節の果物、それに生クリームを泡立ててグラスに順番に入れれば出来上がり。一口味見すると、メープルの風味が広がります。
「家で作るお菓子って、市販品に比べるとどうしてもパンチが無いというか、味がぼやけてしまいがちです。私はメープルシロップなどコクがある材料を使うことで、お菓子に深みを持たせるようにしています。」のだそう。

nakada4.jpg毎日食べても重たくない、中田さんのお菓子のやさしい味わい。お子さんがお昼寝している間に、はたまた休日に一緒に手を動かしながら、暮らしの中で自然に手作りしてみよう、と思わされるレッスンでした。中田さん、ありがとうございました!

yanase1.jpgあっという間に8月。夏本番!の暑い日には、あまり重たいスイーツは作るのも食べるのもちょっと・・・という気分になりますよね。そんな時にぴったりのひんやりおしゃれスイーツを、7月24日(金)に自由が丘店でフードコーディネーターの柳瀬久美子さんに教えていただきました!

柳瀬先生と言えば、見た目も、そしてもちろんお味も素敵なレシピが有名です。ご紹介いただいたのは、旬の巨峰をコンポートにして、フローマージュブランのババロアと合わせたお洒落なヴェリーヌ。ジュースの上にババロアが浮いている!?と錯覚してしまう一品です。それと、見た目は白いのにお味はチョコレート?のギャップが楽しい、グリュエドカカオを使ったブラマンジェの計2品を教えていただきました。

yanase2.jpg まずは巨峰のコンポートからスタート。白ワインとグラニュー糖、水を煮立てて、房から外した巨峰を煮ていきます。 「私も大好きなコンポートなんです」と柳瀬先生もお墨付きのこちらのレシピ。煮汁を少し味見をさせていただいたのですが、そのまま炭酸水で割ってもおいしいさわやかな味でした。こんなに簡単でおいしいなら、ぜひ作らねば!

続いてババロアに移ります。牛乳の中にレモングラスとレモンバウムを入れて、煮込んでいきます。ぐつぐつしている鍋の中から、いい香りが・・・ レモングラスもレモンバウムも、どちらもレモンの香りがつくハーブですが「どちらか1つではなくて、2つとも使うのがおいしさのコツですよ。」とはワンポイントアドバイス。

今回は「夏にぴったりのひんやりスイーツ」ということで、2品ともゼラチンを使って固めています。柳瀬先生は、普段から板ゼラチンを使っているそう。「今の季節は水道水も温かいことがあるので、ゼラチンが溶けてしまわないように必ず氷水でふやかしてくださいね。」と、使い方のコツも教えていただきました。

ゼラチンを溶かしたら、今度はボウルを冷水につけて、とろみがつくまで混ぜて冷やしていきます。少し手間も時間もかかりますが、こうすることで比重が違う液体同士も分離せずに固まるのです。そんなポイントも間近に見て覚えられるのは、デモレッスンならでは。

yanase4.jpg そしてグリュエドカカオのブラマンジェに添える、ラングドシャも作っていただきました。ラングドシャって、普通は6cmぐらいのまっすぐなものを想像してしまいますが、柳瀬先生が今回作ってくださったのはグラスの丸に合わせた円形。サーブする時に、グラスの上にのせると「おしゃれ〜」と思わず声があがります。

「素敵に見せるヒントやアイデアって、どんな時に思いつきますか?」というお客様からの質問に、「う〜ん、カフェやレストランに入った時とか、いつもいつも考えてますね。」としばらく考えたあとに答えてくださいました。ちょっとしたアレンジや、「これって何が入ってるんだろう?」とわくわくする演出が、お菓子をもっと楽しくおいしくするんだなーとつくづく感じるレッスンでした。柳瀬先生、ありがとうございました!