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上質な材料と愛情があれば大丈夫
目標
テンパリングを使って本格本命チョコレートを極める
名前
五十嵐
生まれ変わるならチョコがもらえる男子になりたい
目標
1つのラブより
10の好意。
名前
福田
焼き菓子命☆
目標
相手はもちろん、自分も満足できるチョコレート
名前
小川
先生
パティシエール三谷
    奥深いお菓子の世界に魅了され、製菓学校やパティスリー経験を経て現在に至る。 バレンタインはエキサイティング!贈るのはもちろん、手作りのわくわく感をぜひ楽しんでくださいね。

番外編

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こんどはフォンダンショコラ!

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早いもので1月も最終日。つまりはバレンタインまであと2週間!店頭のバレンタインコーナーはますます熱気を放ち、来たる14日に向けて盛り上がりを見せていますね。先日もショップにて、いつもに増すお客様の熱気に触れ、もれなく影響を受けてひとり興奮気味の小川です。

前回の『根性スフレ』ではいろいろと勉強させていただきました。本当に目からウロコだったのは、卵白の泡立て過ぎというご指摘。固けりゃ固いほどいい!と思っていた私にとって、衝撃の事実でした。泡立てすぎてはだめ と書いてあるメレンゲのレシピなんて、見たこと無かったですもん(言い訳)。確かに、角が立つのを通りこして固くモロモロになった卵白は、なかなか生地と混ざり合わなかったのです。それを無理矢理混ぜ合わそうとするものだから、せっかくの気泡がつぶれてしまったと。うぅっ、勉強不足!猛省して「メレンゲ特集」を熟読します!
さて今回は、熱々がおいしいスイーツ第二弾!フォンダンショコラに挑戦です。焼きたてを割ると、中から出てくるチョコレートソース。寒い日にふたりで食べたい、人気のスイーツですね。
毎回悩みながらも楽しいチョコレート選び。以前から気になっていた「KAOKAスイートエクアドル」を試してみることにしました。これは「テイスティングチョコレート2007」の中のひとつで、口に含むとカカオ畑(見たことがないので妄想ですが)が目に浮かんでくるような、強さと野性味のあるオーガニックチョコレートです。しかし、カカオ分80%では高すぎるかも、と思い、ここで大好きな「MICHEL CLUIZELマンガロミルク」をブレンドすることにしました。チョコレートのブレンドなんて、もちろん初挑戦。本番じゃないからできることですね!とりあえず配合は1:1。単純計算でカカオ分は65%くらい?これらに「カカオマス」を加えて湯せんで溶かし、「明治十勝フレッシュ35」と「マイヤーズラム」を混ぜたらあっという間にガナッシュ完成。早いっ!計量しながらできてしまうので、ここまでわずか10分。

ダイアリーが始まってからいつも思っていたことがあるのですが、いい道具って、本当にすごい。チョコレートのお菓子作りでは、ヘラ状の道具が重要性を特に感じます。ボウルや型へ残さずきれいにうつすとき、やさしく混ぜるときなど。仕上がりどころかその後の洗い物にも影響しますから。キッチンで実際に使って、これは買いだ!と思ったのが「シリコンプロクリーナー小」。ご存知の方々には言わずもがな、ですが。これ、本当に使いやすいです。適度な重みと絶妙な形。自分の持っている継ぎ目があるタイプとは全然違う!うーん、欲しい...。

さて、制作に戻ります。ガナッシュを冷やしている間に生地作り。ブレンドしたチョコレートとバターを湯せんにかけ、卵黄、薄力粉を混ぜたら最後にメレンゲを入れます。メレンゲは、前回の失敗を教訓に、慎重に、慎重に。角が立つ適度なやわらかさのところでとめます。今度はいい感じ!さあ、混ぜようとチョコレートの入った生地を見るとなんと! 固まってる!! メレンゲでモタモタしていたせいか、生地はすっかり湯冷めしてしまったようで、今度はこちらがモロモロ状態。あわわわ。無理矢理メレンゲを混ぜ込むも、やはりだめでした。混ぜ終わる頃にはべちょべちょで、気泡のかけらすらなし。膨らむ気合いが全く感じられません。
いやしかし、ここまできたのだから最後まで。前回、何個も型にバターと砂糖を塗りたくったのに面倒さを感じて、今回は万能選手「テフロン加工マフィン6個型」を使います!この形状ならバターを塗るのも楽々。大きさもぴったり!生地を少し入れてから、小さく切ったガナッシュを入れ、さらに上から生地を入れてならします。焼き時間は10分。あっという間です。しかし10分後、一部生焼け。表面に油のようなものが浮いていたので、悩んだ末3分だけオーブン続行してみました。さてさて結果は??

うーん、固い!苦い!酸味が強い!そして致命的なことに"とろ〜っ"がない!

あぁーまたしても失敗です。今回は根性でどうにかなるものでもなし。悔しい!固いのはきっと卵白と生地の混ぜ合わせ方、"とろ〜っ"がなかったのは焼きすぎでしょうか?しかし、この苦さはいったい...?やはり、ブレンドに問題があったのでしょうか。そもそもチョコレートのブレンドって、何かルールやコツがあるのでしょうか?

これはリベンジ決定です。パティシエール!次回こそは成功したいです!
甘すぎず、酸っぱすぎず、"とろ〜っ"としたフォンダンショコラを作りたいです。おすすめのチョコレートや、作るときのポイントなど、教えてください!



【パティシエールのワンポイントアドバイス】
フォンダン・ショコラもすてきですね。フォークを差し入れるととろっと流れ出すチョコレート。思わずときめいてしまいます。今回はアドバイスするまでもなく、たくさんのポイントにすでにお気付きのようですが…。
まずは生地の作り方について。メレンゲと合わせるチョコレート生地ですが、寒い部屋で作業&少量で作成しているとどうしてもすぐに冷えきってしまいます。メレンゲを立てている間は、ほんのり温かい湯せんにかけるか、オーブンの近くに置いて固まらないようにしましょう。
次にチョコレートのブレンドについてですが、これはもともと「スイートチョコレートに対してカカオマスをブレンドする」というレシピなんですよね?一般的に手に入りやすいチョコレートは、カカオ分55〜60%程度のものが多いですから、カカオマスをプラスするのは、もう少しビターに風味よく仕上げるため、という意味合いが強いのですね。しかし今回は非常にビターなチョコ&甘さ控えめのミルクチョコ&カカオマスという複雑なブレンドになってしまったため、結果としてかなり苦く仕上がったものと思われます。ビターで風味の強いチョコレートが手に入るのであれば、それだけを使ってお菓子を仕上げることができますよ。
酸味が気になる、ということでしたので、クオカのチョコレートラインナップの中からビタータイプで酸味の少ないものをご紹介しますと、やはり『Callebautエキストラビター7030(かなり苦味が強めです)』や、『Callebautセミスイート3815』あたりが使いやすいのではないかと思います。『CACAOBARRYスイートピストールミアメール』も、比較的使いやすいチョコレート。個性的なチョコレートがたくさん揃っていますので、ぜひ「テイスティングリポート」も参考になさってください。
もう1点、生地のなかに仕込むガナッシュは、薄く仕込むより「ぽってりキューブ状」になるように厚めに作ってみてくださいね。あまり薄いと溶け出す前に、生地に吸収されてしまいます。
長くなりましたが、あとは根性で再挑戦!最高のフォンダン・ショコラが焼けますように!





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