陶酔のプラチナチョコレート








※代用するなら「PEUREUXグリオッティーヌ・オ・キルシュ」がオススメ。
■材料
・CACAOBARRYスイートピストールミアメール
・フォンダン
・キルシュ浸けチェリー(代用:「PEUREUXグリオッティーヌ・オ・キルシュ」)
■道具
・前回と同じテンパリング用具一式
[ラッピング]
・フォイルラッパーズ金
・フォイルラッパーズ銀
チェリーボンボンの作り方は大まかに4ステップ。
1.チェリーについたキルシュをふき取る。
2.テンパリングしたチョコレートで、直径1cmの円(ボンボンが乗る台座のようなもの)を作る。
3.フォンダンを湯せんしながら、キルシュを加えて柔らかくし、チェリーを浸す。
4.3のフォンダンづけチェリーを台座に乗せる。そのあとチョコレートに浸し、固まるのを待つ
【1】まずは、チェリーを乾かします。保存容器のふたを開けた瞬間、キルシュのいい香り…。さくらんぼのキルシュ漬けを見たのは初めてでした。あの淡いピンク色であっただろう、さくらんぼも3ヶ月キルシュに漬かるとこんな色に変化するのかあ…。意外だったのは、想像していたよりも実が引き締まっていたこと。もっとプヨプヨしているのかと思いました。まずは味見として、一粒そのままパクリ。うわー、濃縮されたキルシュがさらに固形になったような味。その瞬間、自分がお酒に弱いことを思い出しました。これは一粒で酔えます。
そして、チェリーをひとつひとつキッチンペーパーでふき取り寝かせます。アルコールなので、表面の水分が飛ぶのも早かったです。
【2】「CACAOBARRYスイートピストールミアメール」をテンパリング。45℃になったチョコレートの温度を下げるときに、ボールのまま放置(もちろん湯せんも氷水も不使用)。チョコレートの温度が下がる間に、フォンダンを準備しました。
▼参照
「詳しいテンパリングの方法」
「各社チョコのテンパリング温度一覧」
【3】「フォンダン 」を準備します。フォンダンとは砂糖と水あめを練ったもの。そのままでは固いので、湯せんをしながら、キルシュで薄めていきます。ちょうどよさそうなところで、チェリーを浸けます。
…ゴロン。
初めてのフォンダンがけはちょっと着ぶくれしてしまいました。チェリーを引き上げたときにすでにフォンダンが厚くまとわって振り払えない感じです。少し粘度が高かったかも…。そこでキルシュをフォンダンに一気に追加。一瞬、フォンダンとキルシュが分離した状態になりましたが、練っているうちにちょうどいいとろみがついてきました。
【4】全てのチェリーにフォンダンがけをしたところで、テンパリング中のチョコレートが26℃に下がってきました。再び湯せんをして、31℃にあがったところでテンパリング完了。
あとは、フォンダンがけチェリーをチョコレートに浸けていきます。何箇所かフォンダンが少しはがれかけていましたが、そのままチョコレート鍋へ。
チョコレートがコーティングされたボンボンはツヤツヤ。綺麗…。ただ、チョコレートが固まると若干白っぽくなっていました。こっそりとチョコレートを2度浸けしてみましたが、やはり固まるとマットな感じになります。うーん。
アルミ箔「フォイルラッパーズ金・銀」に包んで完成。
チェリーボンボンの食べごろは、フォンダンが溶けた1〜2週間後がベストらしいです。味や出来具合、作るときに気をつけたい点を教えてくださいー。
(そうそう、かなりアルコールが強いのでご注意を!)
【パティシエールのワンポイントアドバイス】
五十嵐さんのご忠告にもかかわらず、ひとくちでいただいて酔っちゃいました!でも、大人の味でおいしかったです。
実は作った翌日にいただいたのに、そのときにはすでにフォンダンがしっかり溶けていました。これはやはりフォンダンがかなり柔らかくて、ごく薄くしかついていなかったのじゃないかなと思います。チョコレートがなんだかマットな感じに仕上がってしまったのも、その水気がチョコレートに混ざってしまったからじゃないでしょうか?とは言え、型を使って作るボンボンショコラとは違って、こういったフルーツにコーティングをするチョコレート菓子はそこまでツヤツヤにはならないですからご安心を!フォンダンを温めて柔らかくするには、「湯せんにかける」という方法もありますが、次の機会には弱火の直火にかけて作ってみるといいかもしれません。その方が冷えたときにしっかりと固まるフォンダンになりますので。フォンダンをかけた状態でまずはしっかり固め、それからチョコレートがけをしていくといいですよ。また、フォンダンの固さ調整に使うキルシュは、少しずつ、スプーン一杯ずつ程度様子を見ながら加えていくようにしましょう。チェリーですから、『フォイルラッパーズ赤』に包んでも素敵ですよね。こだわりのチョコレート作り、おつかれさまでした!
























