
「パン屋さんでよく見る、クリームがしましまに折り込まれているパンってどうやって焼くの?」
クオカへのお問い合わせでも多くみかけるこの質問。きれいな層にするための秘密は「折り込みシート」と呼ばれる製パン用アイテムを使うこと。
今回は、生地作りと焼成はホームベーカリーにおまかせの簡単レシピでご紹介します。「折り込みシート」の使い方のコツを知れば、憧れのマーブルパンも失敗しらず!
折り込みシートとは?
パン生地に折り込むことで、さまざまな味わいの層のマーブルパンを作ることができるシート状(板状)のクリームやジャム(フラワーシートとも呼ばれます)。
これを使えば家庭でもお手軽に、パン屋さんのようなマーブル模様のパンを作ることができます。
折り込みシートの特徴
薄く、均一に伸びる
パン生地にのせて一緒に伸ばすことができる伸展性のよさ。薄く、均一に伸びることできれいな層状になります。
しっとりソフトに
折り込みシートの糖分や油脂分の効果で、パン生地の水分をキープ。しっとりソフトな食感に。
風味も味もしっかり
熱に強く、薄く伸ばしても溶けないので、味と風味もしっかり残ります。
ホームベーカリーで作るマーブル食パンの基本材料と作り方
ここでは、はじめてさんにもおすすめなホームベーカリーで作るマーブル食パンの作り方をご紹介します。
折り込みシートの成形のコツを知って、お店みたいなマーブル食パンを作りましょう。
作り方を動画でチェック!
基本の材料(1斤分)
- 北海道産強力粉(キタノカオリ) 210g
- 上白糖 20g
- 塩 3g
- インスタントドライイースト 3g
- バター(食塩不使用) 25g
- 牛乳 160ml
- お好みの折り込みシート 1/4枚(150g)
基本の作り方&成功のコツ
ステップ 1シートを伸ばす
折り込みシートはラップにはさんで18cm角に伸ばしておく。

成功のコツ
パン1斤につき、1回で使用する折り込みシートは1/4サイズ。
ステップ 2パン生地を伸ばす
ホームベーカリーで作ったパン生地をとじ目を上にしておき、めん棒を使い28cm角に伸ばす。

成功のコツ
生地の厚さに差が出ないように、均一にパン生地を伸ばす。
ステップ 3シートを置く
折り込みシートを生地の対角線に対して垂直に乗せる。

成功のコツ
このように乗せることで、四方の生地を折りたたんでシートが包みやすくなる。
ステップ 4シートを包む
生地と生地とのつなぎ目をつまんでしっかりくっつける。

成功のコツ
パン生地とシートの間に空気が入らないように注意する。
ステップ 5生地を伸ばす
シートが生地からはみださないように注意しながら幅25cm×縦40cmの長方形に伸ばす。

成功のコツ
シートは触って冷たくない程度に戻し、パン生地の温度とできるだけ同じ温度する。
ステップ 6生地を三つ折りにする
向こう側と手前側から折って三つ折りにする。生地の向きをを90度変えて、もう一度行う。

成功のコツ
生地を伸ばす時は力を入れて一度に伸ばそうとせずに、ゆっくりと細かくていねいに。
ステップ 7生地を巻く
さらに生地を90度回転させ、長方形に伸ばし、くるくると巻き、包丁で4等分になるように切る。

成功のコツ
生地の間に隙間ができないように、ていねいに巻いていく。
ステップ 8焼成する
羽を外したパンケースに巻き終わりを下にして生地を入れ、工程に従って焼き上げる。

成功のコツ
きれいに仕上げるため、渦巻状になっている断面が上になるように並べる。
生地の状態は、発酵とともに刻々と変化します。成形しはじめたら、手を止めずに20分以内で作業を終えるようにしましょう。
マーブルパン成形アレンジ
【アレンジ1】
巻いた生地をカットしてマフィン型で焼く
【アレンジ2】
カットして、カット面を上にしてパウンド型に入れて焼く
折り込みシート商品一覧
定番ラインナップ
期間限定ラインナップ
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- 京都宇治抹茶
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ご好評につき
完売しました - いちご・とちおとめ(ジュレタイプ)
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ご好評につき
完売しました - さくら(ジュレタイプ)
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ご好評につき
完売しました