関東は梅雨明けの宣言もまだだというのに、ぐっと暑さが増しましたね。本格的な夏を迎えるうきうき感の反面「もうすぐチェリーの旬が終わってしまう・・・」という焦燥感にかられ、チェリー熱が増すこのごろです。
お手軽チェリータルトの作り方
そんな理由で、オフィスのおやつはチェリーのタルトに決定!とってもお手軽なその作り方と「ちいさなコツ」をご紹介します。
*材料
- カスタードクリーム 約300g
(今回は半量にチェリージャムを混ぜてみました。)
→基本のカスタードクリームの作り方 - 生クリーム 約100ml
- 砂糖 8g
- 焼成済みタルト (今回は47mmと70mm)
- アメリカンチェリー 30粒程度
*作り方
- 焼成済みタルトに刷毛で薄く卵黄を塗り、
180℃に予熱したオーブンで5分焼いたら粗熱をとる。 - 粗熱が取れたタルトにカスタードクリームを敷き詰める。
- 砂糖を加えて7分立てにした生クリームを丸口金でこんもりと絞る。
ここまでできたら30分ほど冷蔵庫にイン!
これで土台は完成です。
側面にもチェリーを飾る場合は、種を取り除き半分にカットしておきます。
旬のチェリーのいい香りに、思わずひとつパクリ。
う~ん、甘酸っぱくてみずみずしい!!おいしいタルトになる予感です。
チェリーを飾って出来上がり!
30分冷やしたタルトの上に、気ままにチェリーを飾りつけ。味見をしすぎてチェリーが足りなくなくなってしまいましたがご愛嬌。チェリータルトの完成です!
2つの「ちいさなコツ」
とっても簡単に完成したチェリーのタルト。実は「ちいさなコツ」が2つ隠れているんです。
1つは水分が多いクリームをのせるとき、タルトに卵黄を塗って空焼きしておくこと。
タルトのさくさく感が保てるので、時間がたってもおいしさが続きます。
もう1つは、クリームを絞ったあとに30分冷やすこと。
実はこれは失敗談からなのですが、クリームを絞ってすぐにのせたチェリーが、ずぶずぶと沈んでしまったんです。
30分冷やしたクリームの上には、どのチェリーもお行儀よくちょこんと並んでくれました。
おいしさや見た目を左右するひと手間って、どれも本当に些細なこと。
でもやっぱりそれが、とても大事なことなんですね。
ちょっぴり、タルトのはなし
旬のフルーツが手に入ったときに「そうだ、タルトにしよう!」と気軽に思えるのは、焼成済みのタルトのおかげです。
いちから手作りするわくわく感も楽しいですが、焼成済みタルトを愛用するようになってからタルトがぐっと身近なおやつになった気がします。
ほとんどクリームを絞っただけのお手軽なタルトなのですが、スタッフたちからは「かわいい!」「おいしい」と好評でした。食べた人が喜んでくれると、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいますよね。
みなさんもぜひお手軽に楽しめる焼成済みタルトを活用して、旬の食材のタルト作りを楽しんでくださいね!